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コロナウイルスの流行で田舎への移住がブームとなっています。
ただ、TVやネットの情報のみでなんとなく田舎への移住を決めてはいけません。
これまで田舎で暮らしたことが無い方は、
田舎のリアルを知った上で移住することで失敗を回避することが出来ます。
こんなことがわかります
田舎に移住する時の注意点
田舎生活のリアル
この記事ではそれでは都会育ちの妻が田舎での生活を体験し、衝撃を受けたポイントにフォーカスをあてて紹介していきます。
僕の地元(田舎)のレベル
東京で仕事をするまで自分の地元が田舎という認識を持っていませんでした。
著者の地元(田舎)のスペック
海辺の小さな町
町の人口は6000人くらい
生まれる人より亡くなる人の方が多い
マクドナルドまで8kmの看板がある
駅は無人駅1時間に1本電車がくる
反対に、妻は都会育ちで結婚するまでまで、田舎で生活をしたことがありませんでした。
田舎生活で妻が衝撃を感じたこと
それでは、ここからは実際に妻が衝撃を受けたポイントを紹介していきます。

車がないと生活出来ない
田舎の電車は乗客が少ないので、1両編成のワンマン電車が多いです。
ワンマン電車とは
車掌が乗っておらず、運転士1人で電車を運航
ワンマン電車は都会には無いので、妻は乗り方がわからずオロオロしてしまったようです。
ワンマン電車では「後ろから乗って前から降りる」のが常識の乗り物です。
車掌さんが乗っていなく、電子マネーも使えないので切符を運転手さんに渡すために、
そのようなシステムになっています。
ちなみに、東京ではどんな田舎の駅でも交通系電子マネーが使えますが、
田舎ではメインの駅以外は電子マネーは使えません。
駅前に何もない

田舎は車社会なので、道路沿いの大きな駐車場のある店舗が繁盛します。
対して、都会では電車がメインの交通手段なので駅前が発達してきます。
田舎の駅前には、駐輪所と駐車場と自動販売機くらいしか無いことがほとんどです。
都会にいると人流に乗っていれば目的地たどり着けますが、
田舎ではそもそも駅前に人がいません。
近所付き合いが濃厚
地域にもよりますが、近所付き合いは都会とは全く違います。
1つの町はいくつもの地区に別れており、地区ごとに町内会の集まりや溝掃除、ゴミ捨て場の管理などを行います。
地区によっては餅つき大会やお祭りでのお神輿・獅子舞などを行うので、楽しめる人にとってはいい文化です。
ちなみに田舎の人は噂話大好きなので、1-2日あれば町中に広がります。
虫が多い
人によってはメリットと感じるかもしれませんが、虫が嫌いな人は大変です。
自然が身近にあるだけに虫が育つ環境が整っているようです。
夏の夜は車のヘッドライトや家の光に大量の虫が集まりますし、洗濯物にハチが付いてきたり、ムカデが家の中に入ってきたりとなんでもありです。
セミやちょうちょ、クワガタのような虫もたくさんいるので、息子は虫取りを楽しんでいます。
街灯が少ない

これは田舎でも場所によってかなり異なりますが、夜が凄く暗く感じるようです。
都会では、夜でもお店が遅くまで開いていますが田舎ではもちろん開いているお店は少ないです。
田舎で夜空が綺麗に見えるのは、星以外の明かりが無いからです。
お店が想像したより無い
東京や大阪のような首都圏にあるようなお店は田舎にはありません。
当たり前のことなのですが、妻はかなりビックリしてました。
最近ではネットで購入できるお店が多いですが、どこにでもあると思っていたお店が無いようなのでその点覚悟しておきましょう。
田舎に移住する前に

いきなり都会から田舎に引っ越してしまうと、
うちの妻のように強い衝撃を受けてしまいます。
段階的に田舎に慣れていくための方法を紹介しますので、
参考にしてください。
2地域居住
都市部と地方部に2つの拠点を持ち、定期的に地方で暮らすライフスタイルです。
例えば平日は都会で仕事をし、週末は田舎で過ごすといった暮らしが可能です。
実際に住んでみないと、田舎が合うかどうかはわかりません。
肌に合わないと感じればそのまま都会で住み続けることができるので安心ですね。
2地域居住について描いたおススメの書籍については記事≫にしています。
よろしければ読んでください。
2段階移住
まずは移住先の都道府県の比較的大きな街で生活をし、少しづつ慣らしていきます。
その後、慣れてきたら最終的に住みたい地域への移住をおこないます。
この方法は徐々に想像と現実のギャップを埋めていくことができるので、住みたい地域が決まっている方におススメです。
想像と現実のギャップが大きいとミスマッチを生みます。
ミスマッチの例が描かれた本はコチラで紹介しています。
まとめ
都会生活と田舎生活どちらも良い面があり、悪い面があります。
それぞれについてしっかりと知っておくことで、失敗なく移住することが出来ます。
この記事が田舎生活を目指す人の参考に少しでもなれば幸いです。