Uターン転職のタイミングは仕事を辞めてから？【メリット・デメリット紹介】

Uターン転職とは、地元を離れて暮らしていた人が生まれ故郷で転職することです。

【Uターン・Iターン・Jターンとは？】意味と向いている人について解説！

誰しも疲れてくると生まれ故郷に帰りたくなるものです。

 

ただ、Uターン転職はみんなが思っているよりも簡単ではありません。

今回の記事では、Uターン転職を希望する方に向けて転職のタイミングを解説します。

仕事を辞めてからUターン転職先を決めるメリット、デメリット

まずはじめに、仕事を辞めてからUターン転職先を決める場合のメリット・デメリットについて紹介します。

メリット　転職活動に専念できる時間がある

ブラックな職場で働いていると、なかなか転職活動に向けた時間が取れないことがあります。

あまり転職先の企業について下調べができないまま転職してしまい、後から後悔するようなことがあっては何のために転職したのかわかりません。

大手転職サイトdodaによると、転職活動の際に求職者が応募する企業の数は平均22.2社とのことです。

仮に、1社に対して3時間下調べをしようとすれば、

22.3社×3時間=66.9時間（丸々2日半）もの時間がかかります。

実際にそこまで時間はかからないとしても、丁寧に企業分析を行うためには相当の時間がかかることは確かです。

デメリット①　毎月安定した給与(お金)が得られない

当たり前のことですが、仕事を辞めると毎月の安定した給与は得られなくなります。

仕事を辞める前にある程度の金額は貯めておくようにしましょう。

また、退職後は雇用保険（失業保険）がもらえると期待されている方も多いかもしれません。

ただ、自己都合での退職の場合に雇用保険がもらえるまでには猶予期間があり、

退職後2ヵ月ないし3ヵ月待たなければなりません。

よって、最低限3ヵ月程度の生活費はあらかじめ蓄えておく必要がありそうです。

デメリット②　離職期間が長いと面接で不利になる

離職期間が長いと面接官より「なぜ離職期間が長いのか」理由を聞かれます。

「厚生労働省」の調査によると離職期間が2ヵ月以内の人の割合が66.5%となります。

よって、2ヵ月以上の離職期間がある人は、離職期間が長いと面接官に捉えられます。

転職者が直前の勤め先を辞めてから現在の勤め先に就職するまでの期間をみると、「１か月未満」が 29.4％、「離職期間なし」が 24.6％、「１か月以上２か月未満」が 12.5％となっている。一方、「10 か月以上」が 7.6％となっている。

引用：厚生労働省　平成27年転職者実態調査の概況

離職期間が長い人は「資格取得に取り組んでいた」「転職活動をしていた」「海外旅行をしていた」などそれぞれの理由があると思います。

離職期間が長い方は、面接官から離職期間について聞かれるものとして面接の準備しておくことをオススメします。

仕事を辞める前にUターン転職先を決めるメリット、デメリット

次に、仕事を辞める前にUターン転職先を決める場合のメリット・デメリットについて紹介します。

メリット　最悪今の仕事を続けていける

地方では応募をしている企業が少なかったり、同じような職種の企業ばかりということが良くあります。

今の仕事を続けながら転職活動をすることで、無職で仕事がない状態を回避することができます。

また、転職活動を続けていくなかで、今の会社のいいところを再発見できるかもしれません。

転職活動=転職しないといけない！という考えを捨て地道に転職活動を行うことが大切です。

デメリット　時間が無く余裕がなくなる

仕事をしながら転職活動に取り組むには、それなりのパワーが必要です。

ましてや、Uターン転職となれば面接場所の企業に移動するだけでも数時間かかることもありえます。

無理のないスケジュール管理を心がけ、本業に支障が出ないようにしましょう。

仕事を辞めてからUターン転職をした著者の現在について

東京→香川にUターン転職して6年が経ちました。

当時は毎日深夜まで働いており、土日はイベントで駆り出される日々でした。

そんな日常でしたので、とても仕事をしながら転職先を探す余裕はありませんでした。

ただ、転職サイト・転職エージェントを活用することで2ヵ月で内定を頂くことができました。

おススメの転職サイト・エージェントについて紹介していますので転職活動をしている方は参考にしてください。

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まとめ　Uターン転職は計画的に！

Uターン転職は通常の転職活動と比較し、時間・お金などが多くかかります。

行動スケジュールをしっかりとたてた上で行動するようにしましょう。