おススメの本

【要約・まとめ】どこでも誰とでも働ける 12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール

この本は13社もの会社を渡り歩き成果を出し続けてきた、尾原和啓さんが書いたビジネス本です。

マッキンゼー、NTTドコモ、リクルート、Google、楽天

これらは尾原さんがこれまで働いてきた会社です

どの会社も誰もが知っている有名企業ばかりですね。

そんな会社で成果を出し続ける尾原さんの考え方を知れる良書です。

こんな考え方が身に付きます
どんな職場でも評価される
世界中のどこでも気の合う仲間と働ける

今から転職活動を開始しようととしている人にオススメの一冊です。


会社と個人の関係

会社員として働いていると、
会社で働かせてもらっている
会社に尽くすことは素晴らしいこと

と教えられます。

ただ、働いた労働の対価としてお金を受け取っているだけであり、会社と個人の関係は対等です。

この本の中でも

会社と個人はあくまで対等(フラット)で、お互いにメリットを提供し合う(シェア)関係

と表現されています。

定期的に自分の価値を確認しておかないと、会社の言いなりになってしまいます。

会社に依存しすぎず、対等に会社と接することが大切です。

定期的に転職エージェントと面談するなど、自分自信の価値を確認する機会を作りましょう。

 

転職が当たり前の世界に変化している

アメリカでは転職は当たり前の文化ですが、日本では転職活動を行うことは当たり前の文化ではありません。

日本では1つの企業に所属し、定年まで働くことが美徳とされていました。

ただ、近年では定期昇給の廃止や、ジョブ型雇用の推進が進んでいます。

ジョブ型雇用とは
職務内容を明確に定義して人を採用し、仕事の成果で評価し、勤務地やポスト、報酬があらかじめ決まっている雇用形態

日本を代表企業であるトヨタ自動車も定期昇給を廃止すると発表しています。

何度もトライできる時代だからこそ、みんなと同じゲームで戦うよりも、みんなと違うゲームに行ったほうが、競争は少ない

転職サイトで情報を集めながら、あらかじめ準備しておこう。

いかに人生の中で「ライフワーク」の割合を増やしていくか

この本の中では仕事を2種類に分けています。

「ライフワーク」生きがいとしての仕事
「ライスワーク」食べるための仕事

いかに人生の中で「ライフワーク(生きがいとしての仕事)」の割合を増やしていくか

日々なんとなく働くのではなく、「ライフワーク」と「ライスワーク」の割合をコントロールするようにしましょう。

経験が増え「ライフワーク」の割合が高まってくれば、「ライスワーク」を別の人に任せ、自分は「ライフワーク」に特化することもできます。

「ライフワーク」が100%になるよう目指していきましょう。

どこでも誰とでも働ける 12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール のまとめ

ここまでの内容について簡単にまとめました。

会社と個人はあくまで対等
みんなと同じ行動をしないこと
ライフワーク生きがいとしての仕事
ライスワーク食べるための仕事

これからの働き方について考えるきっかけになる本です。

転職活動を考えている方は最初にこの本を読むことをオススメします。


【2021年度版】転職活動で役立つ本7選!年間100冊本を読み、大手人材会社に在籍経験のある僕が2021年最新の「転職活動で役に立つ本7選」を紹介します。 どの本もあなたの...
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かずお。
かずお。
31歳、子供2人の4人家族、 大手人材会社(東京)→Uターン転職で地元である香川に戻る。 好きなこと:海、観葉植物 嫌いなこと:集合体、満員電車、高圧的な人