「週末は田舎暮らし」
なんともいい響きです、タイトルにひかれて思わず購入しました。
不動産屋を周り古民家を購入する流れについても細かく描かれており、
これから古民家を購入したい方にとっても参考になる部分が多い一冊です。
こんな方におススメの書籍です。
こんな方におススメ
田舎暮らしに憧れのある方
二地域居住を考えている方
著者・ストーリー
馬場未織さん(@arotimon)
2007年から都心と南房総の2拠点生活をされており、今ではNPO法人南房総リパブリックの代表理事を務めていらっしゃいます。
南房総ついたら、デッキの手前にアナグマがいた。かさこそゆっくり、こっち見ながら、横切ってった。害獣だろうがなんだろうが、かわいいもんはかわいい。
— 馬場未織 (@arotimon) September 18, 2020
ストーリーは下記の通りです。
ストーリー
東京で日々を過ごす著者が田舎暮らしを夢見て、
実際に不動産屋を周り千葉県の南房総の古民家を購入します。
悪戦苦闘しながらも千葉県での田舎暮らしに馴染んでいくというストーリーです。
都会の生活と田舎の生活
田舎では自然と触れ合い過ごすことができます。
僕の地元である香川県でも自然が近いところにあるので、
いつでも自然と触れ合うことができます。
今朝はブログも書かずに大量の青梅を収穫🙃
梅の木1本からなんと12kgも梅が取れました(^-^;
梅シロップ作ってから記事を書こうかな😇#ブログ初心者 #梅収穫#田舎暮らし pic.twitter.com/0uEGOHfVkA
— かずお。ブログ初心者 (@kazuo1245) May 22, 2021
東京などの都会に住んでいるといろんな娯楽施設で楽しむことができましたが、
自然と触れ合うには千葉県や神奈川県に行く必要がありました。
著者も日々東京で生活をする中で、子育てを機に田舎での生活を考えるようになったようです。
こどもは外で遊ぶのが一番。こんな単純な考えを掲げてみても、いざ、ニイニが遊べる「外」が、具体的にはまわりにない。 引用:週末は田舎暮らし
田舎での家探し
本の中では土地探しについてもリアルに描かれています。
ネットでの情報・不動産屋を周り各種情報を集めていく様子が描かれています。
わたしたちは一体、いくつの物件を見たことでしょう。週末という週末を使って、ちょっとでも気になる物件はすべて確認しに行きました。 引用:週末は田舎暮らし
総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」によると日本の空き家は876万戸とのことです。
総住宅に占める空き家の割合は14%とかなりの戸数の家が空き家です。
そんな状況にあっても自分好みの家に出会うにはかなりの根気が必要な作業です。
地元の人との交流・田舎生活
地元の方々との交流・田舎ならではの生活も臨場感たっぷりに描かれています。
また、さまざまな人や田舎生活を行うことで、人間的に成長していく様子がうかがえます。
親も子もカエルもカマキリも等価な里山の自然に身を置く家族時間の中で、親と、こどもの間に「アマガエル」がいる意味が、実はすごく大きいのだと気づきます。引用:週末は田舎暮らし
【二地域居住】南房総-東京往復生活
田舎暮らしを夢見ていきなり見ず知らずの田舎に移住し失敗する方も多くいます。
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著者は平日は東京で過ごし、休日は南房総で生活する「二地域居住」を通じて「田舎生活をしたい」という目標を達成しています。
二地域居住とは都会に暮らす人が、週末や、一年のうちの一定期間を農山漁村で過ごすこと。
まとめ
田舎生活や家探しの様子を本書を通して疑似体験できます。
二地域居住を希望されている方は必読の一冊です。